VATISTA
『自律神経回路(オートノミックナーヴ)』と呼ばれる人の形をした古代の生体兵器。悠久とも呼べる程の遠い過去から、虚無と虚ろの夜の監視者としてこの地に眠らされていたうちの一体が彼女であった。
ここ最近での不自然な偽誕者の増加、急激なEXSの増減を察知し、永い眠りから目覚めることとなる。目覚めた彼女は、自身に刻まれた命(プログラム)に赴くまま、虚ろの夜の中心『深淵』へと向かう。
その目的はEXSを食い荒らす元凶となる存在の調査と殲滅。彼女にとっては虚無も偽誕者も、等しく敵と認識される。